いまや貴重で高額なものとなった“アルニコ・マグネット”にこだわり続ける「KRIPTON（クリプトン）」から、同社スピーカー開発の粋を集めた10周年記念の“熟成スピーカー”「KX-5P」（485,000円 / ペア）が新発売。

　開発当初より“蘇るメイド・イン・ジャパン”をモットーに、国内スピーカー開発でも指折りのベテラン設計者による“こだわりの製品づくり”が継続されてきたKRIPTON。同社によるハイレゾ配信HQMが業界に先駆けて設立・運営されると、スピーカー開発においてもハイレゾ初期から積極的に関わり先進的な製品を送り出してきました。本機でも、ハイレゾ音源に対応するべく50kHzという超高域まで再生可能な砲弾型イコライザー付き3.5cmピュアシルク・リングダイヤフラムトゥイーターを採用。これにより超高域までのリニアリティや歪が改善され、ハイレゾらしい高品位音質を実現することに成功。併せて伝統の17cmクルトミューラー・コーンウーファーによって大きな駆動力と歪みの少ない再生を可能にしました。さらにエンクロージャーには、高剛性密閉型スピーカーにふさわしく18mm厚のパーチクルボードを採用。すべて天然の突き板を用い、高級ピアノ塗装の鏡面6面仕上げとするなど高級楽器のような外観は、10周年記念モデルに相応しい豪華な仕上がりと言えるでしょう。