11月22日（日）と23日（月・祝）の2日間にわたって開催される〈Hostess Club Weekender〉の第1弾出演アーティストとして発表され、新曲「The Love Within」を突如公開したブロック・パーティー（Bloc Party）がニュー・アルバム『ヒムズ』を来年1月29日に発表します。2012年の『フォー』以来となるこの通算5枚目は、4人組の新体制となったブロック・パーティーにとって初めてのアルバム。“賛美歌”を意味するタイトルを冠したアルバムについて、オリジナル・メンバーの一人であるギタリストのラッセル・リサックは次のように語っています。「もともとブロック・パーティーはケリー（・オケレケ）と僕が2人で曲を書き始めたことからスタートした。その後ほかのメンバーが徐々に追加され、バンドと成長した。だからあの当時に戻ったみたいなんだ」。2014年からあらためて一緒に曲を書き始めたというラッセルとケリーに、新メンバーの2人が加わり、バンドは再び4人組になりました。

　今作のコンセプトはヴォーカルのケリーが幼い頃から尊敬してやまない作家ハニフ・クレイシのスピーチをロンドンで拝聴したことがもとになっています。「『マイ・ビューティフル・ランドレット』や『インティマシー / 親密』の作家が福音主義的芸術がいかにイケてないかを語っていたんだ。それはすごく印象的だった。なぜなら僕にとっての音楽は宗教的な場所から誕生していた。最初に聴いた音楽は学校での賛美歌だったからね。そこで考えたんだ。もし僕がスピリチュアルな側面を持った音楽、僕や僕が大切とするもの全てにとって神秘的な音楽を作るとしたら、どうするだろうって」（ケリー）