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ジョン・スコフィールドがブルーノート時代に原点回帰した最新作をリリース

ジョン・スコフィールド   2015/10/20 13:36掲載
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 ジャズ界のトップ・ギタリスト、ジョン・スコフィールド(John Scofield)が最新作『パスト・プレゼント』(UCCI-1022 2,600円 + 税)を10月28日(水)にリリースします。

 90年代後半からはジャム・バンド路線へ傾倒しその立役者としてシーンを盛り上げ、2000年代以降もその活動と並行してソロ・プロジェクトを行なうなど精力的に新境地を切り拓いてきた彼。今作は、1990〜92年にかけてブルーノートでリリースした3作品『メント・トゥ・ビー』『タイム・オン・マイ・ハンズ』『ホワット・ウィー・ドゥ』で演奏している、ジョー・ロヴァーノ(sax)、ビル・スチュワート(ds)というメンバーに加えて、96年以降スコフィールドをサポートしているラリー・グレナディア(b)も参加。盟友たちとのクァルテットでレコーディングした作品です。

 本作のタイトルは、ウィリアム・フォークナーの作品『尼僧への鎮魂歌』のなかの「過去は決して死なない。過ぎてしまったものですらない」という言葉が元となっており、2013年に癌で亡くなった息子エヴァンに対する愛がテーマに重さを与えました。スコフィールドは「過去の人であろうとも、私たちのために今でも命がある人もいる。私の息子、エヴァンにようにね。彼は過去に存在するが、未だに私とともにあるのだ」と語っています。

 また、本作リリース後は北米〜ヨーロッパをレコーディング・メンバーでツアーする予定となっています。

■2015年10月28日(水)発売
ジョン・スコフィールド
『パスト・プレゼント』

UCCI-1022 2,600円 + 税

[収録曲]
01. スリンキー
02. チャップ・ダンス
03. ハングオーヴァー
04. ミュージアム
05. シーズン・クリープ
06. ゲット・プラウド
07. エンジョイ・ザ・フューチャー
08. ミスター・パフィー
09. パスト・プレゼント
10. ウィアード・ハンズ

[演奏者]
ジョン・スコフィールド(g)
ジョー・ロヴァーノ(sax)
ビル・スチュワート(ds)
ラリー・グレナディア(b)
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