ポスト・
カート・ローゼンウィンケルと形容されるギタリストのなかでも頭ひとつ抜け出た感のあるイスラエル出身のジャズ・ギタリスト、
ギラッド・ヘクセルマン(Gilad Hekselman)が新作
『ホームズ』(KKE-055 2,400円 + 税)を12月4日(金)にリリースします。
今作はデビュー作以来、約10年振りとなるトリオによる演奏。10年の時を経たヘクセルマンのマイルストーンともいうべきアルバムです。参加メンバーは不動のレギュラー、
ジョー・マーティン(b)と
マーカス・ギルモア(ds)。“あうんの呼吸”ともいうべき演奏を展開してます。
ハーモニーとフレージングを巧みに織り合わせるギター奏法は、一作ごとにソフィスティケイト。シンプルなドラム・ソロから、畳みかけるような高速フレーズと間を活かした演奏で、劇的な展開を見せる「KeeDee」では、
ジェフ・バラード(ds)がゲスト参加。強力なツイン・ドラムが聴きどころです。またオリジナルに加えて、
バド・パウエルのバップ・ナンバーや、
バーデン・パウエルのブラジリアン・ナンバーをフィーチャー。
パット・メセニーの名曲「Last Train Home」ではオーケストラ風のオリジナルを、シンプルにトリオで描いています。
■2015年12月4日(金)発売
Gilad Hekselman
『Homes』KKE-055 2,400円 + 税
[収録曲]
01. Homes
02. Verona
03. KeeDee
04. Home E-minor
05. Space
06. Cosmic Patience
07. Eyes to See
08. Parisian Thoroughfare
09. Samba Em Preludio
10. Last Train Home
11. Dove Song
12. Place Like No Home
[演奏]
ギラッド・ヘクセルマン(g)
ジョー・マーチン(b)
マーカス・ギルモア(ds)
ジェフ・バラード(ds)