東京生まれ東京育ちのコラムニスト、泉 麻人が、自身の体験とその記憶を手がかりに、邦楽名盤とその時代を紐解いた音楽エッセイ集、『僕とニュー･ミュージックの時代［青春のJ盤アワー］』が2016年1月15日（金）に発売されます。

　本書は『SIGHT』に連載されたコラム「青春のJ盤アワー」（全回）を単行本用に加筆したもの。旧来の“歌謡曲”“日本語のポップス / ロック”が洗練を重ねて、“ニュー・ミュージック”へと移り変わっていく時代に青年期を過ごした著者が、当時の風俗や事象を織り交ぜながら、独自の視点で名盤を語っていきます。

　また巻末にはボーナストラックとして、歌謡曲のスペシャリストである鈴木啓之を聞き手にした著者の長編インタビューを掲載。薄れゆく時代の記憶がカラフルによみがえる、耳と心を刺激する一冊です。