MTV時代を皮肉りながら結果的にMTVで大ヒットした、いわく付きの名曲「マネー・フォー・ナッシング」(写真は収録作『ブラザーズ・イン・アームス』)で知られる英国バンド、ダイアー・ストレイツ。その同バンドのフロントマンであった、マーク・ノップラーのニュー・アルバム『Shangri-La』がついに完成した模様です。

　前作『ラグピッカーズ・ドリーム』から約2年ぶりとなるアルバムには、その前作でも制作に大きく関わったダイアー・ストレイツのメンバー、ガイ・フレッチャーらが参加しているそうで、また共同プロデューサーには、ソロ作で長年コンビを組んでいるナッシュヴィルの敏腕エンジニア、チャック・エインレイが起用されています。その参加メンバーの人選から見ても、今回もあの語り口調の歌とギターの対話で綴られるノップラー節は健在だと思われますのでご安心を。リリースはUSにて9月27日を予定しており、通常のCD1枚ものに加え、DVDが付属された限定盤もリリースされる予定です。

(01) 5:15 AM
(02) Boom, Like That
(03) Sucker row
(04) The Trawlerman's Song
(05) Back to Tupelo
(06) Our Shangri-La
(07) Everybody Pays
(08) Song for Sonny Liston
(09) Whoop De Doo
(10) Postcards From Paraguay
(11) All That Matters
(12) Stand Up Guy
(13) Donegan's Gone
(14) Don't Crash The Ambulance