2012年にリリースされた自主制作の1stアルバム『Holiday』で一躍注目を浴び、かのBrian Enoも一目置く存在となった米ブルックリンNYのマルチ・インストゥルメンタリストNicholas Principe率いるプロジェクト“Port St.Willow”。彼らが待望の2ndフル・アルバム『Syncope』（FLAU-55 2,000円 + 税）を1月27日（水）にリリース。発売に先駆け、SoundCloud（soundcloud.com/portstwillow/05-motion）では収録曲「Motion」が公開されています。

　フォーキーな味わいの楽曲と穏やかなファルセット・ヴォイス、Tim Heckerやススム・ヨコタにインスパイアされたというドリーミーなサウンドメイキングで、幻想的な世界を描き出すPort St.Willow。『Syncope』には、2014年にANTI-からリリースされた目下最新作『Familiars』が好評のTHE ANTLERSよりPeter Silberman、Nicholas Jaarのコラボレーターとしても知られるHIGH WATERことWill Epstein、Rvng Intl.からのリリースで知られるミニマル・アンサンブルBING AND RUTHより中心人物David Mooreが参加。カヴァー・アートは、イスラム教徒ならではの発想が話題となっているファッション・デザイナー、ハナ・タジマが担当しています。


先月Port St. Willowのレコードを聴いて、完全に虜だよ……彼らの音楽は幾つかのシンプルなコードで成り立ってるだけなのに、新鮮なんだ。最高のアルバムだよ。
――Brian Eno