スナーキー・パピーのメンバーとして活躍中のオルガン奏者、コリー・ヘンリー（Cory Henry）のソロ・アルバム『リヴァイヴァル』（UCCU-1513 2,500円 + 税）が4月13日（水）に発売されます。

　2歳でオルガンをはじめ、6歳の時すでにアポロ・シアターのステージで演奏したというコリー。早くからソングライター、プロデューサー、アレンジャーとしても活躍し、ゴスペル・シンガー、キム・バレルの『The Love Album』（2011年）でも楽曲提供とプロデュースで参加し注目されました。19歳の時にはケニー・ギャレットのツアーに参加したほか、P・ディディ、ザ・ルーツ、ナズといったヒップホップの大御所から、ブルース・スプリングスティーン、ボーイズIIメンまでさまざまなジャンルのアーティストと共演。現在ではグラミー賞に輝くジャズ・バンド、スナーキー・パピーのグルーヴを生み出すキーボード奏者として活躍してます。

　
　そんな彼が“初恋”と呼ぶハモンド・オルガンと向き合い、ニューヨーク・ブルックリンの教会で行なったライヴ・パフォーマンスを収録した『リヴァイヴァル』。自身のルーツになったゴスペルからスティーヴィー・ワンダーまで、オルガンの音色を際立たせるためにドラム＆パーカッションのみを追加した少人数でレコーディングされています。また4曲目「OLD RUGGED CROSS」ですばらしいヴォーカルを聴かせるのはコリーの代父（洗礼式に立ち会い、証人となる人）であるジェフリー・ホワイト牧師です。

　名実ともにトップ・オルガン奏者として活躍し、6月にはスナーキー・パピーのメンバーとして来日するコリーの、オルガン・ジャズに“復権（リヴァイヴァル）”したアルバムです。