今年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイ（David Bowie）を追悼し、彼が主演をつとめた映画『地球に落ちて来た男』（1976年 / 監督: ニコラス・ローグ）の劇場上映が7月16日（土）から東京・渋谷 ユーロスペース、大阪・シネマート心斎橋などで行なわれます。また本作の“先行爆音上映”として、5月19日（木）、20日（金）に京都・同志社大学寒梅館・ハーディーホールで行なわれるイベント〈爆音映画祭 in 京都 2016〉での上映も決定。なお今回の上映は、京都の映画館「京都みなみ会館」（kyoto-minamikaikan.jp）の出資により実現したもので、劇場として映画を上映するだけではなく“自ら発信する”という、新しいプロジェクトの1本でもあります。

　作家ウォルター・テヴィスの同名SF小説を、『WALKABOUT 美しき冒険旅行』（1971年）や『赤い影』（1973年）で知られるニコラス・ローグ監督が映画化した『地球に落ちて来た男』。本作で本格的な映画初主演をつとめたデヴィッド・ボウイは、新天地を求めて地球に降り立った“宇宙人”を演じており、その特出した存在感とスタイルをスクリーンいっぱいに披露しています。

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