『スーパーナチュラル』『シャーマン』と近年発表作がいずれもヒットを記録するなど、今再び全盛期が訪れたと言っても過言ではない、サンタナ。が、やはり彼といえば、米コロンビア・レコードに在籍していた初期を忘れることは出来ないはず。ブルースを土台にラテン・ビートとジャズの手法を取り入れたその独特のサウンドは、まさにワン・アンド・オンリーであった彼。そんな彼のデビュー作『サンタナ』(69年作：写真)が新たにボーナス・ディスクを付属してリマスター盤化されることになった！

　今回付属されるボーナス・ディスクには、未発表のセッション音源、スタジオ・アウトテイク、そして、白熱したプレイで一躍脚光を浴びた、69年8月16日のウッドストック・フェスティヴァルでのライヴ音源が収録される予定。ウッドストック音源といえば、同作の98年版にボーナス・トラックとして3曲追加収録されたことがありましたが、今回はさらに増えて全7曲が収録される予定（曲目未定）。激烈なパーカッションと官能的なエレクトリック・ギターで、カリフォルニア・サウンドのイメージを塗り変えた革命的なサウンドを今一度ご堪能ください！　なお、リリースはUSにて10月12日の予定です。

（＊以上、2004/8/11掲載分）

【2004/10/4追加情報】
１：USでの発売日が少し延期され、10月19日になりました。
２：収録予定曲が判明しました。

●ディスク１：
(01) Waiting
(02) Evil Ways
(03) Shades Of Time
(04) Savor
(05) Jingo
(06) Persuasion
(07) Treat
(08) You Just Don't Care
(09) Soul Sacrifice
(10) Savor - Alternate Take #2
(11) Soul Sacrifice - Alternate Take #4
(12) Studio Jam

●ディスク２：
(01) Fried Neckbones
(02) Soul Sacrifice
(03) Persuasion
(04) Treat
(05) Shades Of Time
(06) Jingo
(07) Waiting - Live
(08) You Just Don't Care - Live
(09) Savor - Live
(10) Jingo - Live
(11) Persuasion - Live
(12) Soul Sacrifice - Live
(13) Fried Neckbones - Live