米ニューヨークを拠点に世界で活動するジャズ・ピアニストの山中千尋が、ニュー・アルバム『モンク・スタディーズ』をDVD付きの初回限定盤（UCCQ-9303 3,698円 + 税）と通常盤（UCCQ-1070 2,900円 + 税）の2形態で6月21日（水）にリリース。

　本作は、山中が敬愛するジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクの生誕100周年を記念したオマージュ・アルバム。マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンらと並び、ジャズの歴史に偉大な足跡を残すジャズ・ジャイアント“セロニアス・モンクの再解釈”という、山中が温めてきたアイディアを実現可能なリズム・セクションを得たことにより、プロジェクトが始動。そのリズム・セクションとは、マーズ・ヴォルタやフライング・ロータス、またサンダーキャットの最新作『ドランク』への参加で注目を浴びる“元祖・人力ドラムマシーン”ことディーントニ・パークスと、アメリカの伝説的ヒップホップ・グループ、ザ・ルーツのレギュラー・ベーシスト、マーク・ケリー。エクスペリメンタル・ジャズの最先端ともいえるミュージシャンが参加し、ジャズの新たな未来へと挑戦する野心作となりそうです。

　また、アルバムには山中のオリジナル曲も3曲収録。初回限定盤はレコーディング・スタジオで撮影された3曲の映像を収録したDVD付き。7月26日（水）には、アナログ盤（180g重量盤）でのリリースも予定されています。