昨年活動50周年を迎えたエルトン・ジョン（Elton John）が、最後のツアーとなる〈Farewell Yellow Brick Road〉の開催を発表。2018年9月8日の米ペンシルベニア公演を皮切りに2021年まで続き、5大陸で300公演以上が予定されています。

　現地時間1月24日にニューヨークのゴッサムホールで行なわれた会見に臨んだエルトン・ジョンは、「この路から降りる時がきました。これで私の人生の次の章を受け入れることができます」とツアー引退を公表。「私は17歳の頃から、色んなバンドで、そして1969年からはエルトン・ジョンとしてツアーを続けてきました。だから世界中のファンの皆さんに直接お礼を伝える時が来たと考えたんです。そしてさよならも。これは、もうクリエイティブな活動をやらないということではありませんが、世界中を旅することはないと思います」と語りました。

　会見の模様はYouTubeLiveで生中継され、現在も180度のVR仕様で視聴可能。また、中継内で使用されたエルトンの名曲をまとめた約6分間の映像も360度のVR仕様で視聴可能です。


　エルトン・ジョンは1月29日（月）にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催される第60回〈グラミー賞〉の授賞式に出演し、マイリー・サイラスとパフォーマンス予定。翌30日（火）には同じくマディソン・スクエア・ガーデンにてトリビュート・コンサート〈Elton John: I'm Still Standing-A GRAMMY Salute〉が開催され、同公演内では長きに亘るソングライティングのパートナー、バーニー・トーピンの“Recording Academy President's Merit Award”受賞セレモニーを実施。コンサート・パートには、サム・スミス、ジョン・レジェンド、マイリー・サイラス、ケシャ、ミランダ・ランバート、リトル・ビッグ・タウン、クリス・マーティン、マレン・モリス、キース・アーバンの出演が予定されています。