Gotchこと後藤正文（ASIAN KUNG-FU GENERATION）が、2016年に発表した2ndソロ・アルバム『Good New Times』の収録曲「Baby Don't Cry」のミュージック・ビデオを公開しました。

　地方都市の女の子が抱く憧憬とメランコリーを優しいまなざしで歌うミッド・テンポのバラード「Baby Don't Cry」は、Gotch & The Good New Timesのライヴで終盤の盛り上げに欠かせないおなじみの楽曲。ミュージック・ビデオは映像作家の中野 道が監督。Gotch自身が出演し、7分間にわたる楽曲の優しさと憂いを内包した世界観が反映されたショート・フィルムとなっています。

　また、Gotchは5月26日（土）に東京・渋谷で開催される“音楽 x アート x 社会をつなぐ都市型フェス”〈THE M/ALL（ザ・モール）〉への出演が決定。メッセージを寄せています。

歌詞から情景が浮かんで来る、アルバムの中で1番印象的な曲だと思いました。後藤さんの2ndアルバムに大々的に関われたことを嬉しく思っています。
――中野道

MAKEとALLでM/ALL。サーチ＆デストロイではなくて、自分たちで作りあげるのだという意思と姿勢だけが、世の中を変えてゆくのではないかと僕も思います。音楽はどうしたって、社会のなかで鳴り響く。社会が豊かでなかったら、音楽の響きも鈍くなる。僕にとって、より良い社会を求めることは、疑いなく自分の作品とつながっているのです。M/ALLというフィーリングがこれからのスタンダードになることを願います。
――Gotch