1980年代末に活動を開始して以来、その後の音楽シーンに多大な影響を与えてきたテクノ・ユニット、THE ORBがニュー・アルバム『ノー・サウンズ・アー・アウト・オブ・バウンズ』（OTCD-6451 2,300円 + 税）を7月4日（水）にリリース。

　『ムーンビルディング 2703 AD』（2015年）、『COW / チル・アウト、ワールド！』（2016年）の近作2作は、アレックス・パターソンとトーマス・フェルマンの2人体制で制作してきたものの、本作ではユース、ロジャー・イーノ、ジャー・ウォブル、ガイ・プラットをはじめとする、多彩なゲストを迎えています。プロデュースはユースとパターソンの2人が手がけました。

　パターソンは本作について「色々なミュージシャンやヴォイスを試してみたかったんだ。本質的には僕らの1stアルバム『The Orb's Adventures Beyond the Ultraworld』のレコーディング状況と似ているかもしれない。トーマスと2人でKompaktのためにテクノのアルバムを2枚作ったが、今回はより間口を広げたかった。ドイツ的なサウンドが減ってよりイギリス的なサウンドになり、実際、前2作とは違い、このアルバムはイギリスのレーベルからリリースされる」と語っています。