今年4月にECMからデビュー・アルバム「
Absence」(輸入盤)をリリースしたエストニア出身のピアニスト、クリスチャン・ランダル(Kristjan Randalu)が初来日し、ソロ・ピアノ公演〈Absence Tour〉を開催。9月5日(水)新潟 Jazz Flash、9月6日(木)新潟・上越 ラ・ソネ菓寮春日山店、9月7日(金)神奈川・横浜 Airegin、9月8日(土)千葉・柏 Nardis、9月9日(日)東京・新宿 Pit Inn(15:00開演)の5公演が発表されています。
アメリカのジャズ誌「Jazz Times」より“名付けることのできないエキゾチックな土地”とその音楽が評されたランダルは、1972年、エストニアに生まれ、78年に両親とともにドイツへ移住。同国で研磨を積んだ後、英ロンドンの王立音楽院でジャンゴ・ベイツに師事し、奨学金を得て米マンハッタン音楽学校でも学びました。これまでに、
アイヴィン・オールセット、
マーク・ジュリアナ、
アリ・ホーニグ、
デイヴ・リーブマン、
マリリン・マズール、
ニルス・ペッター・モルヴェルら多数のトップ・アーティストと共演。ソロ・ピアニストとしては
ロンドン交響楽団、シュツットガルト室内管弦楽団、ベルリン新室内管弦楽団、
タリン室内管弦楽団とともにカーネギー・ホールやリンカーン・センター、コンツェルトハウス・ベルリンなどの名門ホールで演奏しています。また、ロンドン、パリ、オスロ、イスタンブールの音楽フェスティヴァルに出演するほか、欧米をはじめ、韓国、オーストラリア、イスラエルなどでコンサート・ツアーを開催。母国エストニアでは〈エストニア・ジャズ作曲家賞〉など多数の受賞歴を誇っています。公演の詳細は「Real & True」の
WEBサイトでご確認ください。
photo: ©Kaupo Kikkas