ギリシャ出身のベース奏者、ペトロス・クランパニス（Petros Klampanis）が、ピアノの新星ジュリアン・ショア（Julian Shore）と組むデュオで来日。11月16日（金）静岡 Lifetime、11月17日（土）東京・新宿 Pit Inn、11月18日（日）愛知・名古屋 Star Eyes、11月19日（月）京都 Le Club Jazz、11月22日（木）千葉・市川 Cooljojo、11月23日（金）東京・武蔵野スイングホール、11月24日（土）東京・南青山 Body & Soul、11月25日（日）茨城・つくば Flogの8公演を開催します。

　クランパニスは1981年、ギリシャ・ザキントス生まれ。地中海とバルカンの民族音楽に囲まれて育ち、現在は米ニューヨークを拠点に活動。アントニオ・サンチェス、アリ・ホーニグ、グレッグ・オズビーらジャズ界の先鋭たちと共演し、カーネギーホールやリンカーンセンター、ブルーノートなど名門ヴェニューに出演するほか、世界各国のジャズ・フェスに招かれています。2017年にリリースした最新作『クロマ』では、ピアノにシャイ・マエストロ、パーカッションにスナーキー・パピーやJ-Squadのメンバーとして知られる小川慶太のほか、ギラッド・ヘクセルマン（g）、ジョン・ハドフィールド（dr）を迎えてギリシャ / バルカン半島の伝統音楽とモダン・ジャズが共鳴したラージ・アンサンブルを展開。現代のジャズに新たな息吹をもたらすサウンドで高評を得ています。

　ショアは米ロードアイランド生まれ。幼い頃から音楽に親しみ、2005年にバークリー音楽大学から全額奨学金を授与されて入学。ダニーロ・ペレスの師事のもと、〈パナマ・ジャズ・フェスティバル〉の若手ミュージシャン・アンサンブルで、ウェイン・ショーター、ブライアン・ブレイド、ジョン・パティトゥッチらに出会いました。同校卒業後は活動の場をニューヨークに移し、グレッチェン・パーラトのバンドに参加。テオ・ブレックマンやカート・ローゼンウィンケル、ケンドリック・スコット、マーク・ジュリアナといった第ー線のミュージシャンと共演、レコーディングに参加しています。

　公演の詳細はオフィス・ズーのオフィシャル・サイトでご覧ください。