ヘヴィ・メタルの伝道師、マノウォーが壮大な計画を発表しました。7月22日にドイツで行なわれるEarthshaker Fest 2005において、歴代メンバー全員、ロス・ザ・ボス（g）、ドニー・ハンツィク（ds）、ライノ（ds）、デイヴィッド・シャンクル（ds）をステージに招き、現メンバーとともにパフォーマンスする模様です。

　さらに、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサルマン役で知られる俳優クリストファー・リーが、「ダーク・アヴェンジャー」と「ディフェンダー」でナレーションを生で行ない（スタジオ盤ではオーソン・ウェルズが担当していました）、100人編成のオーケストラ、100人編成のクワイアが加わるというからビックリ！ 30台のカメラで撮影、ドイツで最も性能の良い機材で録音もするとのことですから、将来的には作品としてリリースする予定でしょう。

　フェスティヴァルと前後して7月21日から23日には巨大な規模のコンヴェンションも開催。サインや写真撮影はもちろん、レア・アイテムの販売やギターとドラムのクリニック、ミス・マノウォー・コンテストまであるそうです。

　何から何までさすがというしかない規模ですが、日欧の人気格差にジェラシーを感じてしまいます。同じ規模でないと来日は困難か!?