英国のワールド・ミュージック誌「Songlines」が“世界の最も優れた演奏家50人”の1人として選出するなど、前衛ジャズ、現代音楽からプログレッシヴ・ロック、ポップスまで幅広いジャンルで世界的に活躍する箏奏者、
八木美知依がニュー・アルバム『
森の中へ〜Into the Forest』(CD ID-08 2,500円 + 税)を9月25日(水)に発表します。
須川崇志(b,cello)、
本田珠也(ds)、
田中徳崇(ds)という旧知のメンバーを迎えて制作されたこのアルバムで、八木はツイン・ドラムスをバックにアグレッシヴに箏を弾き、時には幻想的な美しさを聴かせる一方、初めてヴォーカルも披露しています。ミキシングは八木美知依トリオのドラマーでもあるジョー・タリア、マスタリングは米ニューヨークを拠点とするマスターディスクのオーナーで
ピッグ・デストロイヤーのギタリストとしても活躍する
スコット・ハルが担当。10月20日(日)には、東京・新宿 ピットインでレコーディング・メンバーを迎えた〈森の中へ〜CDリリース記念コンサート〉が開催されます。
また、このアルバムについて
デヴィッド・シルヴィアンは「八木美知依は優れた箏奏者であるだけでなく、音楽のあらゆる境界線を否定する本物のアーティストだ。『森の中へ』では彼女の精神性と独創性が見事に表現されている。ジャンル分け不可能なこの作品は、日本人であり女性でもある八木美知依という箏の名手が、先駆者たちや師匠たちの教えを超越したことを告げる貴重な証である」とのコメントを寄せています。