太宰 治の未完の遺作が、喜劇として生まれ変わった映画「グッドバイ～嘘からはじまる人生喜劇～」が、2020年2月14日（金）より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。公開に先駆け、場面写真が公開されています。

　本作は、鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」を原作とし、なぜか周囲の女たちが好きになってしまう“ダメ男・田島周二”を大泉 洋、ガサツで小汚いけれど実は美人な“パワフル女・永井キヌ子”を小池栄子が演じ、劇中では嘘（にせ）夫婦に。また、嘘夫婦が別れを告げに行く愛人役は、クールな女医・大櫛加代を水川あさみ、挿絵画家の水原ケイ子を橋本 愛、儚げな花屋の青木保子を緒川たまきが、それぞれ生き生きと演じます。さらに、離れて暮らす妻・田島静江を木村多江、田島を尊敬する編集部員・清川伸彦を濱田 岳が演じ、“嘘夫婦”の計画を提案する作家・漆山連行役として松重 豊が出演します。監督は、『八日目の蟬』で〈日本アカデミー賞〉最優秀監督賞に輝いた成島 出が務めます。

　このたび公開された場面写真では、かの有名なシェイクスピア作品「ロミオとジュリエット」の感動の名シーンを彷彿とさせるものの、電柱にしがみつく田島（大泉 洋）の姿が、少しとぼけた雰囲気を醸し出しているカット。さらに、泥にまみれて逞しく生きる“かつぎ屋”姿や、綺麗におめかしして嘘（にせ）の妻を演じる姿、自慢の怪力で今にも箪笥を投げつけようとする激昂した姿など、様々な表情を見せるキヌ子（小池栄子）が捉えられています。








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