2020年サンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった『Palm Springs（原題）』が、邦題『パーム・スプリングス』として、2021年春に全国ロードショー決定。ポスター・ヴィジュアルが公開されています。

　本作は、米カリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスで行なわれた結婚式で出会った呑気な青年ナイルズと、花嫁の介添人の女性サラの2人を軸に展開されるタイムループ・ラヴ・コメディ。今年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、『リトル・ミス・サンシャイン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『バース・オブ・ネイション』などを抜き1750万ドル69セントというサンダンス映画祭史上最高額で配給権の売買が行われた超注目作品。アメリカの映画評論サイトロッテントマトでも、批評家支持率94％という圧倒的評価を記録しました。

　製作及び主演のナイルズ役に、『サタデー・ナイト・ライブ』『ブルックリン99』『ブリグズビー・ベア』のアンディ・サムバーグ。サラ役に『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のクリスティン・ミリオティ。そのほか、ナイルズを襲撃する謎の男を『セッション』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズが演じ、『アメリカン・ビューティー』『The O.C.』のピーター・ギャラガーなどベテランが脇を固めます。メガフォンンを取ったのは、本作が長編監督デビューとなる新鋭マックス・バーバコウ。

　本作の日本公開を記念してティザー・ヴィジュアルが公開されています。プールで寛ぐナイルズとサラの後ろにヤシの木が施されたポスターはおしゃれでリゾート感満載。しかし背後には謎の男がスリーピースのスーツでビシッと決め、さらによく見るとプールには浮き輪をしたヤギがいるというシュールなヴィジュアル。「Live like there’s no tomorrow（明日がないかのように生きる）」とタイムループに巻き込まれた2人の状況を表すコピーが記されています。

©2020 PS FILM PRODUCTION,LLC ALL RIGHTS RESERVED.