2019年4月にデビュー30周年を迎えたLINDBERGが、1月6日に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、30thアニバーサリー・ツアー〈NO LIND, NO LIFE ?〉のファイナル公演を行ないました。

　2020年11月8日より愛知・名古屋DIAMOND HALLを皮切りに全国8ヵ所を廻ったツアーを締めくくる本公演は、政府の新型コロナウイルス感染予防のガイドラインに沿って約900名のオーディエンスを迎え開催されました。

　「恋をしようよYeah!Yeah!」からライヴが始まると、拍手がホールに鳴り響き、LINDBERGが30年のバンドの歴史を振り返るように、数々の作品が披露され会場のオーディエンスと一緒に30周年をお祝いする暖かい空間に包まれていきました。

　中盤には、2020年に現役を引退した阪神タイガース藤川球児投手の甲子園登場曲「every little thing every precious thing」を披露。この楽曲は藤川投手が現役時代甲子園で登板する際に流れる登場曲として広く知られています。2020年11月に行なわれた藤川投手の引退試合セレモニーでの花束贈呈で渡瀬マキがサプライズで登場したエピソードとともに、「この曲をみんなが歌い甲子園が一体となった光景は感動しました」と感謝の気持ちを歌声に響かせました。

　後半では「今すぐKiss Me」「GAMBAらなくちゃね」「BELIEVE IN LOVE」などヒット曲を立て続けに披露し、「心の中で歌ってください！」と渡瀬マキが想いを言葉に乗せ、オーディエンスもクラップで応えて盛り上がりも最高潮に。

　アンコールでは2020年3月に配信シングルとしてリリースした新曲「〜種〜」を歌い、「ラストはテーマソングのあの曲です！」とライヴの定番曲「LITTLE WING」でオーディエンスと一体となりライヴは大盛況のなかラストを迎えました。

　「今日は足を運んでくださった皆様、スタッフの皆様、本当にありがとう。1日も早く普通の生活ができるように祈っています。またライヴに来てください！また会おうね！」と渡瀬マキが感謝の気持ちを伝え、拍手に包まれるなか30周年のツアー・ファイナル公演は幕を閉じました。