2020年6月より始動した〈佐野元春40周年記念フィルム・フェスティバル〉シリーズ最終回を12月に終えたばかりの
佐野元春が、3月13日(土)に、オリジナル25作、ライヴ5作、コンピレーション7作、計25作品を網羅した壮大な29枚組CDボックスセット
『佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション1980 – 2004』をリリースすることを発表。
『佐野元春 ザ・コンプリート・アルバム・コレクション1980 - 2004』は、デビュー作『
BACK TO THE STREET』に始まり、日本語のポップ・ロックの表現の可能性を追求しながら、ソングライター / ロック・パフォーマーとして変化を続け、言葉とビートを通じ、全ての制約から解き放たれ自立した“個”であることのカッコよさを体現してきた、開拓者としての佐野の軌跡を辿るもの。
EPICレーベル期のスタジオ・アルバム全25タイトルを揃えるほか、ライヴ盤5タイトルでは、これまでデラックス・エディションなどに収録されていた歴史的なライヴ音源も収録。『ROCK & ROLL NIGHT LIVE AT THE SUNPLAZA 1983』(2013年)、『LIVE 'VISITORS' 1985』(2014年)、初CD化となる『THE BARN LIVE '98』(2021年) がそれぞれ独立したCDとして収納されます。
また、コンピレーション・アルバム7タイトルでは、『
NO DAMAGE』(1983年)、『
MOTO SINGLES 1980-1989』(1990年)、『GRASS』(2000年)など、ベスト盤や特別編集盤だけでなく、ユニークなスポークンワーズ作品『SPOKEN WORDS COLLECTED POEMS 1985-2000』(2000年)など、正規にリリースされた全ての編集盤を網羅。加えて、約400ページにわたる充実のブックレットには、多数のライターによって書き下ろされた各アルバムのライナーノーツと長編バイオグラフィー、全詞集などを掲載しています。
ソニーミュージック総力を挙げた同ボックスセットは、佐野にとって極めて重要なEPICレーベル期24年間の集大成的プロダクツ。単に彼の歴史を辿るだけでなく彼の作品がその時代や未来に与えた影響、ソングライターとしての視点や思考をあらためて知ることができます。さらに、彼の作品を現在に最も適したリマスター音源で楽しむことができる永久保存盤と言えるでしょう。