代表曲「Fxxk Boyz Get Money」が、痛烈なメッセージを持つガールズ・アンセムとして、アメリカのティーンらに支持され、結果、デビュー・アルバム『Femm-Isation』が全米ビルボードチャート「World Albums」で“TOP10”入りを果たすなど、フィメール・ラップ・シーンの新時代を切り拓いたマネキン・デュオ“FEMM”が、1月29日（金）にニュー・シングル「Come & Go」をリリース。

　ここ数年は、アメリカのみならずイギリス・イタリア・スイス・デンマーク・ドイツ、さらには、インドネシア・台湾・中国など、世界を飛び回り、ライヴ中心の活動を行なってきたFEMMですが、2020年から“FEMM 2.0”へのアップデートを謳い、久々に連続リリースを実施。今作でも、その流れを踏襲したダークかつエモーショナルなサウンドを展開しています。

　また、公式YouTubeチャンネルにもMVを公開。近未来の仮想都市「新東京」を舞台にしたサイバーパンクな映像に仕上がっています。

　2020年の11月にリリースしたばかりのE.P.『404 Not Found』とクリスマスに突如ドロップした「Tic Toc」には、ダベイビーやリル・ウージー・ヴァートを手掛けるStar Boy、チャーリーXCXやRina Sawayamaなどを手掛けるDanny L Harle、米ゴールドディスクを獲得したばかりのVedoなど海外勢に加え、日本のヒップホップ・シーンの“今”に欠かせないDJ KMやボーダレスな活動で注目を集める気鋭のレーベル「tokyovitamin」からDuke of Harajukuなど、国内外から多彩な才能が集いました。

　ヴィジュアル・クリエイションにおいても、UKから、エイフェックス・ツインのヴィジュアル・コラボレーターとしても名を馳せ、レディオヘッドやThe 1975などを手掛けるアーティスト・Weirdcore（ウィアードコア）や、世界的なゲームデザイナーで『Forbes』の“30 UNDER 30（世界を変える30歳未満の30人）”にも選出されているサイバーパンク・フォトの先駆者・Liam Wongなどとのコラボレーションで、Vaporwaveや80’sリバイバルなどインターネット・カルチャーから生まれたカラフルで不穏な世界観を表現しています。

　今作のカヴァーアートも英ロンドン在住のイラストレーター・Max Prentisが制作。仮定的な遠い未来の荒廃とした「新東京」が描かれています。2体のマネキンが描く「人と機械」「バーチャルと現実」「国境」「言語」あらゆるボーダーを溶かすような“まだこの世界にはなかった世界”に、是非、触れてみてはいかがでしょうか。