ニュース

明石家さんまプロデュース劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』6月公開　主人公・肉子ちゃんの声は大竹しのぶ

明石家さんま 2021/03/02 13:03掲載

明石家さんまプロデュース劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』6月公開　主人公・肉子ちゃんの声は大竹しのぶ

　明石家さんまが企画・プロデュースし、原作の西加奈子とアニメーション制作のSTUDIO4℃とタッグを組んだ劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、6月11日（金）より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー決定。あわせて、主人公・肉子ちゃんの声を大竹しのぶが担当することが発表、特報映像も初公開されました。

　『漁港の肉子ちゃん』は、152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超の同名小説を原作に、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフル・コメディ。『ドラえもんのび太の恐竜2006』、『海獣の子供』の渡辺歩が監督を務め、『かぐや姫の物語』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を、『凪のお暇』などの大島里美が脚本を担当しています。加えて、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つ『映画えんとつ町のプペル』などで知られるSTUDIO4℃が手がけます。

　いつも全力で底抜けに明るくパワフルな肉子ちゃんを担当する大竹は、『風立ちぬ』、『インサイド・ヘッド』、『メアリと魔女の花』などでもヴォイスキャストを担当。恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきのポジティブな性格で、周囲をハッピーにする才能にあふれる“肉子ちゃん”は、原作の冒頭でも説明がある通り“池乃めだかとトム・クルーズと同じ7月3日生まれ”。そんな大竹と肉子ちゃんは“蟹座のA型”というまさかの共通点も。

　大竹しのぶ起用の理由について明石家さんまは「肉子ちゃん役が一番最初に決まった。（今回オファーを）受けてくれてありがたい。頼りにしております」とコメント。大竹は、「プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります。」と語っています。

　初公開となった特報映像には、カモメの鳴き声が聞こえる漁港に浮かぶ船で娘のキクコが「私と肉子ちゃんは、ちょっと訳ありで漁港の船で暮らしている」と語るシーンからはじまり、大竹しのぶが演じる母・肉子ちゃんが「朝やで、キクリン！学校食べて、ゴハン行かなっ！」と言い間違えをしながら慌てて着替えるシーンや、嬉しそうにチョココロネをもつ食いしん坊な肉子ちゃんの姿が映し出されます。映像のラストには、明石家さんまが声をあてた、バス停の看板に張りつくヤモリから「みてや！」と特報限定のスペシャルな“おまけ”付き。“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが贈る感動のハートフル・コメディに期待が高まります。

［明石家さんまコメント］
――大竹しのぶさん起用の理由について
共同プロデューサーたちが大竹しのぶさんを肉子ちゃん役で推薦してきたので、それならオファーしてみてくださいと。そしたら大竹さんから「（さんまさんが）どうしても私に演ってほしいって言ったんでしょ」と言われたけど、それは言ってない（笑）。仕事としてお願いするからには正式なルートで依頼してねと伝えたんです。
渡辺監督も肉子ちゃんと大竹さんがパチンときたとおしゃっていて、肉子ちゃん役が一番最初に決まった。
（今回オファーを）受けてくれてありがたい。頼りにしております。

［大竹しのぶコメント］
原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、また更に笑って、泣けて。
大変なときも、大変なことも「ガハハ」と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します。
プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。
だから、この映画を作ったんだなと。
そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります。