辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、『That’s A Bunch Of Baloney』を3月8日にリリースしています。
辻一郎は1966年生まれ。東京で1986年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始して、1998年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。主に自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、最近は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
『That’s A Bunch Of Baloney』は、レギュラーエディション15枚限定、スペシャルエディション3枚限定でリリース。この作品のために、新たにマルチチャンネルミキサーを開発して、音質改善と音像制御の精度を改善。また、音響を豊かにするため、USB接続デバイスからの出力信号の数を制限して、フィルタの音色を生かすように演奏を行ないました。通常は、USB接続デバイスの各出力ポートは非同期なのですが、最後の曲では、あえて各出力ポートの同期をとって、系統的な演奏を行ないました。