世界的にも評価が高い、日本の音楽シーンを代表するアーティスト大滝詠一。彼が自身のレーベル「ナイアガラ」から発表した本人名義全作品の楽曲が、2021年3月21日より各音楽サブスクリプションサービスにて一挙解禁され、直後から大きな話題となり、Apple Musicのトッププレイリストチャートで1位を獲得。また、名作アルバム『A LONG VACATION』の40周年記念BOX商品も即日完売。更に、代表曲「君は天然色」のミュージック・ビデオのYouTube再生回数がまもなく400万回に迫る勢いで視聴されるなど、国内外で“大滝詠一ブーム”とも言える現象が巻き起こっています。

　そんな中、大滝詠一と親交のあった方や、彼の作品を愛してやまないアーティストの方々による「私の大滝詠一プレイリスト」が、特設サイトと各サブスクリプションサービスで公開されました。公開されたのは、阿南智史（never young beach）、伊藤銀次、いとうせいこう、上柳昌彦（ラジオパーソナリティー）、角舘健悟（Yogee New Waves）が選曲したプレイリストで、今後も複数回にわたって公開されていく予定です。

　若い世代から支持されるアーティストが上位を占める音楽サブスク・ランキングにおいて、大滝詠一のようなキャリアアーティストが1位を獲得するのは異例の現象であり、プレイリストを選曲された方々も幅広い世代にわたっており、改めて大滝詠一作品の持つ普遍的な魅力が証明された形となっています。

　また、4月2日（金）より、元オリコン編集長の音楽＆エンタメエディター / ライター、田中久勝の執筆記事もweb上で公開されています。