近年、弾き振りの活動に力を入れているピアニストの
アンドラーシュ・シフ(Andras Schiff)が、ブラームスのピアノ協奏曲第1番と第2番を弾き振りした
新録アルバムが6月4日(金)に世界同時発売されます。
英国のユニークな古楽器音楽家集団“
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団”とともに、2019年12月19日から21日にかけて英ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで録音。ピアノはブラームスが協奏曲第1番を作曲した1850年代のブリュートナーを使用し、このピアノに関するテキストがCDのブックレットに掲載される予定です。
この新作についてシフは「近年、私たちは重量級のブラームスの演奏に慣れてしまってきた。ピアノはいっそう強大に、パワフルになり、オーケストラは大規模に、個々の楽器も強く、たくましくなっている。演奏会場は巨大化した。ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている」とコメントしています。
©Barbara Klremm