「この時代に耳をすませたとき、聴こえてきたのは海のさざめき、つまり潮騒でした」そう語る
遊佐未森の5年振りニュー・アルバム『
潮騒』が、6月23日に(水)発売されることが決定。初回盤、通常盤それぞれのCDジャケットとトレーラー映像が公開されています。
このアルバムでは、声 / ピアノ / 弦楽カルテットを基調とした、これまでにない全く新しいサウンドを実現。「可能な限り室内でミニマムにつくり上げ、それを広い場所へ解き放つことを目指した音楽」として、早くも注目が集まっています。
全体のコンセプトメーキングに盟友・
外間隆史を17年振りに共同プロデューサーとして起用。サウンドアレンジャーには、トップデザイナーのコレクション音楽やCM畑で先鋭的な活躍を見せている大口俊輔を迎えています。また、英エジンバラの名匠カラム・マルコムが今作でもミックスとマスタリングを担当し、レースのように繊細でときに強く鼓動する音像を描いています。
アルバム『潮騒』は、学生時代から遊佐未森が親しんできたクラシック音楽と、オルタナティブな感性が結晶したもの。とりわけ表題曲となる「潮騒」の静謐かつスリリングな展開は唯一無二。短編小説を彷彿とさせる「ルイーズと黒猫」など、次のフェーズへの跳躍を果たした遊佐未森の真骨頂を伝える名曲が揃い、混迷する世界をつき抜ける強度としなやかさに充ちた最上級の純音楽となっています。
初回盤の特典として、初のBlu-rayが付属されることも決定。このBlu-rayには、今回のために撮りおろしたライブスペースで収録した新曲3曲と、2020年からスタートしたレコーディング風景を収めたドキュメンタリー映像が収められています。アルバムの制作過程を深く知ることができ、『潮騒』のサウンドをより身近に感じて楽しむことができる内容です。
また、このアルバムの発売を記念し、6月26日(土)にはタワーレコードにて配信インストアライヴが開催されます。遊佐未森の新たな音世界に触れる貴重な機会をぜひお見逃しなく。詳細は遊佐未森オフィシャル・ホームページまたは、ヤマハミュージックコミュニケーションズ・ホームページにて。