リリース当初の評価はそれほど高くなかったものの、現在では名盤として多くのリスナーを魅了し続けているビーチ・ボーイズのアルバム『サンフラワー』（1970年）と『サーフズ・アップ』（1971年）。この制作期である1969年から1971年に録音された音源を収録するCD5枚組のボックス・セット『フィール・フロウズ：サンフラワー＆サーフズ・アップ・セッションズ1969-1971』が7月30日（金）に発売されます。これまで未発表だった収録曲「ビッグ・サー」とボックスの開封動画が公開中です。

　このボックス・セットには、オリジナル・アルバムの最新リマスター音源、ライヴ音源、デモ音源、ラジオ・プロモ・スポット、オルタネイト・ヴァージョン、オルタネイト・ミックス、バッキング・トラック、ア・カペラ・ヴァージョンといった未発表音源108曲を含む全135曲を収録。48ページのブックレットには、レア写真、手書き歌詞やテープ・ボックスの画像、メンバーの当時のインタビュー発言を交えた英文ライナーなどが掲載されます。2013年のグラミー賞で最優秀ヒストリカル・アルバムを受賞した『スマイル（コレクターズ・ボックス）』を手がけたマーク・リネットとアラン・ボイドが編集を担当しました。

　5枚組のボックス・セットのほか、未発表音源34曲含む全56曲を収録するCD2枚組、LPとデジタル配信でもリリースされます。