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ウィリアム・プリムローズ、20世紀を代表するヴィオラ奏者の多くの初出音源を含む小品集が発売に

ウィリアム・プリムローズ   2021/07/01 14:30掲載
ウィリアム・プリムローズ、20世紀を代表するヴィオラ奏者の多くの初出音源を含む小品集が発売に
 英スコットランド出身の20世紀を代表するヴィオラ奏者の一人、ウィリアム・プリムローズ(William Primrose)によるバッハ、シューベルト、クライスラーらの作品を収録するアルバム『バロック&アンコール小品集』が8月13日(金)に発売されます。全23曲中14曲が初出音源です。

 アルバムには、彼の全盛期である1939年と1941年にRCAに録音した音源を収録。初出音源は録音されたものの第2次世界大戦の影響でこれまで陽の目を見ずにいたもので、バッハの「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639」、ヘンデルの「ソナタ イ長調 HWV 361」などを含みます。

 プリムローズは1904年生まれ。1937年に渡米してトスカニーニ率いるNBC交響楽団に入団。NBC響メンバーで結成したプリムローズ四重奏団や、ヤッシャ・ハイフェッツおよびグレゴール・ピアティゴルスキーとのトリオでも活躍しましたが、1940年代後半から聴覚障害に悩まされ、徐々に演奏の現場から教育活動へと比重を移しました。また、プリムローズはクライスラーの演奏に共感し、彼の弦楽四重奏曲の録音に参加。このアルバムでもクライスラーの作品や編曲作品を多く演奏しており、その多くにクライスラーの信頼篤いピアニストのフランツ・ルップを起用しています。

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