ボブ・マーリィ＆ザ・ウェイラーズ（Bob Marley & The Wailers）が、1973年10月24日に米ロサンゼルスのキャピトル・レコーズ・タワーにて行なった非公開セッションの模様を収録する未公開映像作品『キャピトル・セッション‘73』が9月3日（金）にリリースされます。仕様はDVD（日本盤には日本語字幕付き）のほか、2枚組LPとデジタルです。

　1973年のボブ・マーリーは4月に『キャッチ・ア・ファイア』、10月に『バーニン』を発表。彼の音楽キャリアのなかでも、もっとも脂の乗りきった時期のバンドの演奏をとらえた貴重な映像です。撮影したのは、名プロデューサーのデニー・コーデル。12曲のレコーディングを行なう様子を撮影することを許可され、4台のカメラで撮影しました。

　撮影された映像はフリーランスのリサーチャーが映像の中の何フレームかの断片を発見するまでは、失われたものと考えられていました。しかし20年以上にわたる捜索の末、ニューヨーク、英ロンドンとサン・ディエゴのアーカイブや倉庫から映像の断片が発掘され、修復とリマスターが施されました。