FitEarは、静電型とダイナミック型、2種類のドライバーで構成されるハイブリッドタイプのカスタムイヤーモニター「FitEar DC」（2019年発表）の筐体をチタン化したモデル「FitEar DC Ti」を発表。9月20日（月・祝）以降、順次受注を開始します。価格はオープン価格、市場推定価格は38万円台を想定。受注後、およそ3ヵ月でイヤフォンが届きます。

　音抜けがよくスムースで透明感の高い表現を可能とする独創的な静電型ツイーターユニットと、フルレンジのフォスター電機製9mmダイナミックドライバーを2基直列に配置し、限られた密閉空間の中でも優れた音空間を作りだす「インライン・デュアルダイナミック・ドライバー」という「FitEar DC」独自の構造を、レーザー積層の3Dプリンターによりそのままチタンシェル化しています。FitEarは2016年に初のチタン製カスタムイヤーモニター「FitEar TITAN」を発表。以来数多くの経験を積み重ね、より内部構造が複雑なDCでもチタンシェルでの製作が可能となりました。またFitEarの母体である須山歯研が持つ歯科技工技術、とりわけチタン製歯科技工物の製造ノウハウを活かし、きわめてなめらかな鏡面加工を実現しています。

　「FitEar DC Ti」にはペリカンケース、メッシュポーチ、クリーニングブラシ、ケーブルクリップを付属。ケーブル選びを通じて、イヤフォンやポータブルオーディオの世界をより深く楽しんでいいただきたいとのメーカーの思いから、ケーブルは付属していないものの、数量限定で本製品開発時のリファレンスケーブル「FitEar cable 009Aqua」を同梱した限定セットを販売します。