今や海外でも一大ムーブメントとなっているジャパニーズ・シティ・ポップのブームのきっかけとなった“プラスティック・ラブ”現象を巻き起こした立役者の一人、今年の〈FUJI ROCK FESTIVAL '22〉への出演も決定している韓国のプロデューサー / DJのNight Tempoが、昨年リリースのメジャー・デビュー・アルバム『Ladies In The City』のLPとカセット・テープを4月6日（水）にリリース。また、このリリースを記念して、アルバム収録曲の「Sentimental feat. 竹内美宥」のリミックスも同日配信開始となりました。

　AKB48の元メンバーで、最近まで韓国で音楽活動をしていた竹内美宥をヴォーカルに起用したこのアルバム収録曲を、ネオン・ミックスと銘打ち、最近Night Tempoがハマっている90年代のジャパニーズR＆Bを意識したローファイ・ヒップホップへセルフ・リミックスしています。また、Night Tempoが一人で監督・撮影・編集、そして竹内が出演するミュージック・ビデオは4月6日22:00にNight TempoのYouTubeチャンネルでプレミア公開となります。そして、今後もネオン・ミックスとして『Ladies In The City』収録曲のリミックスを配信リリースしていく予定です。

　さらに、4月5日からは、Night Tempoがテーマ曲を手掛けた、プレイステーションのゲームソフト「パラッパラッパー」で当時一世を風靡したキャラクター・パラッパの「パラッパラッパー・ゲーム25周年」と「パラッパラッパー・アニメーション20周年」を記念したフジテレビ系情報番組『めざまし8』での「パラッパ×めざまし8」コラボ企画がスタートしています。番組内で永島優美アナ、堤礼美アナがパラッパのダンスに挑戦していますが、そのテーマ曲は1983年発表のラッツ＆スターの大ヒット曲「め組のひと」の一部を引用したNight Tempoによるヒップホップ・リメイク「め組のひと パラッパ・リミックス」。パラッパの声としてラップと歌唱を担当する俳優の満島真之介とのリモート・レコーディング現場の写真も公開となっています。このコーナーは毎週火曜の『めざまし8』（全国ネット）の中でオンエアされます。

　そして、4月7日（木）には三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二がナビゲートするJ-WAVE『SPARK』にゲスト出演します。今市の昨年発売のアルバム『CHAOS CITY』の収録曲「Highway to the moon」のリミックスをNight Tempoが手掛けたことが縁で、今回の番組出演オファーがあったとのこと。番組内で今市と同い年であることが判明したNight Tempo、仕事からプライベート、そしてシティ・ポップの話にも花を咲かせた2人のトークは必聴です。

　ジャパニーズ・シティ・ポップのカセット・テープのコレクターでもあるNight TempoがこだわったLPとカセットは、ファン垂涎のコレクターズ・アイテムとなるでしょう。

［MVに関するコメント］
初めてMVを監督、撮影、編集まで一人でやったので大変でしたが、自分の世界観をビジュアルで表現出来る方法を見つけたので、これからも映像制作が楽しみです。
――Night Tempo

アルバムに収録された「Sentimental」とは打って変わって、90’sの宇多田ヒカルさんを彷彿とさせるような新たなremixをしてくださいました。韓国にある古民家スタジオで撮影をし、撮影中も良いカットが撮れる度盛り上がりながら、和気あいあいと撮影させて頂きました。衣装や小物も持ち込み、ナイト・テンポさん自らカメラを回されて、編集もご本人との事で、オリジナリティ溢れるミュージック・ビデオになっているかと思います。編集含めぜひ全てに注目して見ていただけると嬉しいです。ぜひご覧ください！
――竹内美宥