声優アーティスト・東山奈央が、6月8日（水）にダブル・タイアップ・シングル「あの日のことば / Growing」勇やめ盤 / 通常盤をにリリース。このたび本作に収録されるシークレット曲の内容が公開されています。

　「あの日のことば」の作詞はシンガー・ソングライターとして活躍する藤原さくら、作編曲をSoulifeが担当しており、「Growing」は作詞 / 作編曲を瀬名航が担当。そして、詳細が出ていなかったシークレット曲「de messiah（ディ・メサイア）」は、5月24日に放送された、TVアニメ『勇者、辞めます』第8話のエンディングとしてオンエア。作品の展開と同様に不穏な空気を纏い、全編英語詞によるこれまで東山奈央が歌唱してきた楽曲とは明らかに雰囲気が異なる楽曲で、人気バンド“凛として時雨”のTKとクリエイターGigaが楽曲提供をしています。

　「de messiah」の作詞 / 作曲はTKが担当、編曲は再生回数1億回を超える「踊」の作家としても知られ、ネット・シーンで活躍するGigaとTKによるジャンルの垣根を超えた異色のタッグが実現。さらに、今回の楽曲は東山自身初の挑戦となる全英語詞の楽曲となっており、英語詞訳はMesが担当しています。

　TVアニメの放送開始時より流れていたエンディング・テーマ「Growing」が、「成長」を描いた希望溢れる華やかなポップ・チューンなのに対し、第8話からのエンディング・テーマ「de messiah」は、物語の展開に伴って明らかになる勇者・レオが抱える孤独感や絶望感を、危うげなサウンド且つ直訳的な英語詞で表現しています。

　また、この相反する二面性が、シングルの勇やめ盤（限定盤B）ジャケットにも表現されています。スリーブケース仕様となっているTVアニメ『勇者、辞めます』描き下ろしスペシャル・イラストは以前より公開されていましたが、血のような赤いペンキの下にはシークレット曲タイトル「de messiah」の文字が隠されています。さらに、このスリーブケースを取り外すと、東山の実写ジャケットがあり、このヴィジュアルもこのたび公開されています。アニメのスペシャル・イラストと同じ構図で、白と黒、陽と陰、相反する二面性が表現された一枚に仕上がっています。

　なお、“本好き盤”と名付けられた限定盤Aのジャケットは椎名優描き下ろしのスペシャルイラスト・ジャケット仕様、特典ブルーレイ・ディスクには3月12日（土）に開催された〈東山奈央生誕祭 〜なおぼう、20代やめるってよ〜〉の模様を140分を超える特別編集ダイジェストとして収録。ボーナス映像「オミソクエスト -Extra Edition-」も撮り下ろしで収録されています。また、漫画家・渡まかなによる生誕祭レポート漫画もブックレットに収録されるほか、本好き盤のみ人気クリエイター・ジミーサムP提供曲「夜光」がカップリングとして収録。さらに、限定盤Bの勇やめ盤の特典DVDには、東山奈央の成長企画（Growing Project）となる「なおぼうGP！ 〜アルバイト編〜」を収録。東山が人生初のアルバイトに挑戦する様子が収録されます。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。

［コメント］
東山奈央さんの声から、存在からどれだけイメージ出来ないものをイメージし、作品の展開に飲み込まれない強さをどう表現するかを考えました。アレンジはトラックメーカーのGigaと共に、恐らく初めて触れる楽曲の質感に東山さんがすべてを注いで溶け合っていく様が楽曲の映し出す世界そのものでした。東山さんの声に未知の命が吹き込まれたこの衝撃を是非。
――TK（凛として時雨）

聞いたらわかります！最強♪
――Giga