聖飢魔IIが、新型コロナウイルスというゼウスの妨害による2年の間に真の大黒ミサが行えないという状況を逆手に取り、ゼウスへの反撃として大教典（アルバム）を製作。信者待望の解散後初、23年振りとなるオリジナル大教典『BLOODIEST』（ブラッディエスト: 最も濃ゆい血）を9月21日（水）に発布することが決定。さらに、35周年を記念した再々延長再集結として遂に真の〈大黒ミサツアー〉をおよそ7年ぶりに開催することも発表しています。

　聖飢魔IIは悪魔教の布教のためにハードロック（HR）バンドの様式を用いて魔暦紀元前14年（1985年）9月に地球デビューし、27銘柄の小教典（シングル）、18銘柄の大教典（アルバム）、14銘柄の活動絵巻教典（ビデオ・DVD）を発布（発売）、魔暦元年（1999年）12月31日に地球征服を完了し、結成から16年間の活動に終止符を打ち解散、魔界に戻りました。その後、人類の悪魔化を視察する為に国内外をはじめ基本5年おき（魔暦7年［2005年］、魔暦12年［2010年］、魔暦17年［2015年］）に再集結し、期間限定で〈大黒ミサツアー〉を行なって来ました。

　そして、魔暦22年（2020年）、地球デビュー35周年を記念して期間限定再集結を前に新型コロナウイルス蔓延というゼウスの妨害が襲い、翌年もゼウスの妨害を受け続けた為に2年連続でホールとアリーナを含む全国ツアー〈大黒ミサツアー〉を、ヴィデオ黒ミサ＆生トーク、アコースティックを中心にした〈変異生黒ミサツアー〉に変更せざるを得ませんでした。しかし、本来の大黒ミサが行えるまで聖飢魔IIの35周年は完遂しません。魔暦24年（2022年）の今年は、35周年再々延長再集結として遂に真の〈大黒ミサツアー〉がおよそ7年ぶりに行われます。この度、捲土重来を期する全国ツアーの全貌が明らかとなりました。

　また、新大教典『BLOODIEST』には、かつてプロとして聖飢魔IIで作曲をしたすべての構成員が新楽曲提供をしています。昨年の〈ヴィデオ黒ミサツアー〉に16年振りに降臨したギタリスト＆コンポーザー、エース清水長官による17年ぶりとなる書き下ろし新曲も加わり、信者感涙のギターソロも演奏しています。

　こうして構成された最新曲8曲に加え、30周年再集結後に発布していた小教典（シングル）、映画『貞子vs伽椰子』の主題歌「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」と「GOBLIN’S SCALE」、さらに、聖飢魔IIの創始者で、地獄の大魔王であるダミアン浜田陛下が、聖飢魔IIの為に書き下ろした、TVアニメ『テラフォーマーズ』の主題歌の2曲「荒涼たる新世界」「PLANET / THE HELL」の計4曲も大教典では初の収録がなされ、豪華全12曲入り。また、聖飢魔II初代構成員で、魔暦前13（1986）年までベーシストとして活躍したゾッド星島親分もコーラスで加入。聖飢魔II地球デビュー全構成員が関わるという“血が濃ゆい”奇跡の“新譜”大教典が完成しました。

　まず、8月24日（水）に、“カセットテープ限定”デーモン閣下の説法が入ったありがたい、カセットテープ大教典を発布。そして、37年前の第一大教典発布と同日の9月21日（水）に、CDとして新大教典『BLOODIEST』を発布します。

　今回の大教典はdisc3タイプの発布（リリース）を予定しており、初回限定盤Aには、CDプラス魔暦22年の〈ヴィデオ黒ミサ＆生トークツアー『特別給付悪魔』〉、魔暦23年の〈ヴィデオ黒ミサ＆変異生黒ミサツアー『悪チン集団接種』〉の動画、および最新ミュージック・ビデオが収録されます。また、初回限定盤BはCD『BLOODIEST』（通常盤）と、再集結後に発布した12楽曲とを合わせて2枚組での発布となっています。

　聖飢魔IIは再集結の度に信者が増殖し、地球デビュー以降動員記録を更新し続けているという恐るべきパワーを発揮しています。さらに、まさかの新大教典の発布で、今年も悪魔が地球を恐怖のどん底に陥れる事になるので、聖飢魔IIの動向には何卒ご注意いただきたいところです。

　なお、CDショップ / オンラインショップの予約開始日時については現時点では未定となっています。