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アルヴァ・ノトと坂本龍一による2005年のコラボ作『Insen』がリマスター音源で再発

アルヴァ・ノト   2022/07/13 13:12掲載
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アルヴァ・ノトと坂本龍一による2005年のコラボ作『Insen』がリマスター音源で再発
 アルヴァ・ノト(Alva Noto)と坂本龍一による2005年のコラボレーション・アルバムにリマスターを施し、ボーナス・トラックを追加した『Insen(reMASTER)』が、8月5日(金)に発売されます。ボーナス・トラックは、2人が2005年に行なったツアー時に録音された未発表曲で、Barco社のプロジェクターの繊細な音を取り入れたライヴ・インプロヴィゼーション曲「Barco」。

 アルヴァ・ノトと坂本龍一は新しい音楽構造のインスピレーションの源としてエレクトロニック・ミュージックのアイディアを共有し、『Vrioon(reMASTER)』として6月に再発された『Vrioon』(2002年)を皮切りに、『Insen』、『Revep』(2006年)、『Utp_』(2008年)、『Summvs』(2011年)の5作のアルバムを発表。各アルバムの頭文字をとり、「V.I.R.U.S.」と呼ばれているこのシリーズ全作が、Calyx Masteringによるリマスタリングで2022年秋頃までに順次再発される予定です。また、11月には再発される全5作を収納する専用のボックスも限定で発売される予定です。

 『Insen』において、2人は電子楽器とアコースティック楽器の相互作用やその間に生まれる緊張の可能性を探求。流麗なピアノの旋律が、透明感溢れる響きの中でパルスやグリッチで精巧に紡がれたデジタルのタペストリーと結びつき、対立し、溶け合う、神秘的な美しさを放つミニマル・アンビエント〜エレクトロニカ作品を作り上げました。前作『Vrioon』の穏やかなメランコリアをかすかに引き継ぎつつも、ピアノと電子音の融合が進化した、よりシャープで統一感を感じさせるアルバムとなっています。

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