辻一郎のソロ・ユニット“
Dissecting Table”が、『Disorder Of My Mind』を11月7日(月)にCDRとデジタル配信でリリース。CDRは13枚限定です。
辻一郎は1966年生まれ。東京で86年から“Dissecting Table”という名義でノイズ・インダストリアル・ミュージックの制作を開始し、98年に故郷の広島に戻り音楽活動を展開。おもに自主レーベル「UPD organization」とヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきました。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していましたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行なうようになり、現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作しています。
開発したシンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。本作は、このシステムを用いて演奏を行いました。各曲は、コンピュータによる自動演奏に加えて、手動でフィルタを操作しました。3曲目で、4つのフィルタは、手動で規則的に操作して、フィルタの音色を高音から低音へ、ゆっくりと変化させました。4曲目で、1つのフィルタは、入力信号をランダムに変調して、度々、白色雑音のような音色になりました。更に、3つの入力信号と4つのフィルタの接続をラインセレクタで変更して、フィルタの音色を様々に変化させました。5曲目で、1つのフィルタは、3つの音色を規則的に変更して、信号を持続的に演奏しました。更に、別のフィルタは、手動でランダムに操作して、信号を断続的に演奏しました。規則的な要素と不規則的な要素が融合されて、この曲は実験的でユニークです。6曲目で、3つのフィルタは、低音を出力して音色を変化させました。音色を変化させるため、2つのフィルタは、コンピュータで制御して、1つのフィルタは、コンピュータで制御しながら手動で操作しました。フィルタの種類と変調方法が異なるため、各フィルタの音色は異なります。