11月21日にに最新アルバム『Tranquilizer』をリリースしたばかりのワンオートリックス・ポイント・ネヴァー（Oneohtrix Point Never / OPN）ことダニエル・ロパティンが、映画スタジオA24の最新作『マーティ・シュプリーム』のオリジナル・スコアを、12月25日（木）にデジタル・リリースすることを発表しています。

　映画『マーティ・シュプリーム』は、ジョシュ・サフディが監督、ティモシー・シャラメが主演を務めるほか、グウィネス・パルトロー、オデッサ・アジオン、ケビン・オレアリー、タイラー・ザ・クリエイターことタイラー・オコンマ、アベル・フェラーラ、フラン・ドレシャーらが出演。実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た作品で、ティモシー・シャラメ演じる、誰にも尊重されない夢を抱く青年マーティ・マウザーが、偉大さを追い求めて地獄と天国を往復する物語。12月25日（金）より北米劇場公開され、日本でも2026年3月に公開されることが発表されています。

　ロパティンが手がけたサウンドトラックは、2017年公開映画『グッド・タイム』以降、ジョシュ・サフディと培ってきた長年にわたるコラボレーションをさらに発展させたもの。23曲のスコアは、ネオクラシカルなオーケストレーション、広がりのあるシンセサウンド、80年代ハードウェアの有機的な質感を融合し、献身的でありながら陶酔感に満ちた未来的な音世界を展開。ララージの神秘的な演奏や、ワイズ・ブラッドの幽玄なヴォ―カルもフィーチャーされ、スピリチュアルな煌めきと揺れ動く感情を一層引き立てます。

　なお、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーは、2026年4月1日（水）に大阪・Gorilla Hallと4月2日（木）東京・Zepp DiverCityに、最新アルバム『Tranquilizer』を携えた来日公演も開催します。詳細は、Beatinkのサイトをご確認ください。


Photo by Aidan-Zamiri


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