多彩な音楽性、指弾きによる美しい音色、圧倒的なテクニックで日本のギター界を牽引するギタリスト小沼ようすけが、カリブ海に浮かぶフランス海外県グアドループのリズム“グオッカ”を採り入れた『Jam Ka』（2010年）の続編というべき最新作『Jam Ka Deux』（DDCZ-2126 2,500円 + 税）を11月23日（水）にリリース。デビュー15周年を記念して設立した自身のレーベル「Flyway Label」第1弾作品です。

　14歳でギターを始め、2001年ソロ・デビュー。ジャズ、ポップス、ファンクなどのさまざまな要素をブレンドしたスタイリッシュなサウンドは海外でも厚い支持を得ています。

　パリにて録音された今作は『Jam Ka』の世界観を踏襲しながら、さらにアグレッシヴに深化。マルティニーク出身の気鋭ピアニスト、グレゴリー・プリヴァらとともに、現在パリで活性化するクレオール・ジャズ・ムーブメントと同時進行した“2017年のカリビアン・グルーヴ”を提示しています。

　ゲストにハーモニカ奏者のジョー・パワーズ、リサ・シモン・バンドで話題のギタリスト、エルヴェ・サム、グオッカ・マスターと名高いパーカッション奏者ソニー・トルーペ、詩人・作家のシモーヌ・シュワルツバルトがポエトリー・リーディングで参加しています。

　また、2017年4月29日（土・祝）には東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにてアルバム発売記念ライヴの開催が決定しています。