UKベースやブレイクビーツ、テクノの最前線に立つ“トラス”ことエド・ラッセルと“テセラ”ことトム・ラッセルによる兄弟デュオ、オーヴァーモノ（OVERMONO）が、名門レーベル「XL Recordings」から5月12日（金）にリリースするデビュー・アルバム『Good Lies』より、2ndシングル「Calling Out」を公開しています。

　〈Fuji Rock Festival'23〉への出演も決定し注目が高まる中発表される本アルバムには、オーヴァーモノのこれまでの音楽キャリアが凝縮されており、新型コロナの規制撤廃とともにクラブ・シーンで大ヒットとなった「So U Kno」や2022年にリリースされた「Everything U Kno」など、ダンス・フロアの枠を超えた12曲を収録。彼らの定番と言ってもいいアイコニックなヴォーカル・カットを織り込み、マルチジャンルのエレクトロニック・サウンドに再構築した作品となっています。

　今回公開された「Calling Out」は、ラッパーのスロウタイに加え、同じく「XL」に所属するカシスデッドによるヴォーカル・カットが、シンセサイザーのサウンドとツー・ステップのビートの上に渦巻く緊張感のあるトラック。オーヴァーモノは同曲について「彼ら（スロウタイとカシスデッド）は常に素晴らしい方法で予想外の音楽を届けてくれて、そのアプローチにとてもインスピレーションを受けた。そしてふとした瞬間に、このサウンドは自分たちが求めていたこのコード進行に合った音だったんじゃないかと気づいて、徹夜してやっと完成したんだ」と語っています。

　なお、『Good Lies』の国内盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラックとして未発表曲「Dampha」が特別収録されます。輸入アナログは通常盤に加え、数量限定クリスタル・クリア・ヴァイナルもリリース。また、国内盤CDの購入者先着特典としてオリジナル・ステッカーもプレゼントされます。




Photo by Elliott Morgan