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ピンク・フロイド、『おせっかい』の55周年を記念した限定オレンジ・ヴァイナルを発表

ピンク・フロイド   2026/09/18 17:06掲載
ピンク・フロイド、『おせっかい』の55周年を記念した限定オレンジ・ヴァイナルを発表
 ピンク・フロイド(Pink Floyd)が、1971年に発表した『おせっかい(Meddle)』の55周年を記念して、同アルバムのオレンジ・カラー・ヴァイナル“San Tropez Orange Marble Vinyl”仕様が10月21日(水)に発売されます。本作は、英国では10月17日(土)に開催される「National Album Day」に発売される作品のひとつとして店頭に並びますが、日本では輸入盤国内仕様で当時の帯を色違い(ゴールド)で復刻したヴァージョンを発売することが許可されました。

 『おせっかい(MEDDLE)』は、1971年8月の初来日公演「箱根アフロディーテ」直後の同年11月に発売されたピンク・フロイド通算6作目のスタジオ・アルバム。他国以上に日本で高い人気を誇り、とくにLPのB面を占めるピンク・フロイド史上屈指の名曲「エコーズ」は、その叙情性豊かなサウンドで日本人の琴線に触れ続けています。「エコーズ」は箱根アフロディーテでも披露され、演奏中に会場を包んだ霧が雄大な自然と溶け合い、今なお伝説のパフォーマンスとして語り継がれています。A面には、ライヴの定番曲「吹けよ風、呼べよ嵐」、牧歌的な「ピロウ・オブ・ウィンズ」、静かな高揚感に満ちた「フィアレス」、軽快でジャジーな「サン・トロぺ」、ユーモラスな「シーマスのブルース」を収録。前作『原子心母』で芽生えた叙情性と実験精神をさらに深化させ、『狂気』へとつながるピンク・フロイドの音楽的方向性を決定づけた歴史的傑作。アートワークはヒプノシスが担当。水中に沈む人間の「耳」をモチーフとし、水面に広がる波紋によって「音の広がり」を象徴的に表現しています。

 また、今回の発売にあわせて、73年公開のカルト的人気サーフ映画『Crystal Voyager』の最終章を飾る象徴的な「エコーズ」の映像が、新たに高解像度で修復され、10月17日(土)にピンク・フロイドの公式YouTubeチャンネルで公開されます。デヴィッド・エルフィック監督によるこのドキュメンタリーは、先進的なサーファーであり写真家 / 映像作家でもあったジョージ・グリーノウが脚本とナレーションを担当。そのラスト・シーンでは、グリーノウが独自に開発・製作した約17ポンド(約7.7kg)の特殊カメラ装置を用いて撮影した革新的な水中映像が披露されます。この技術によって、観客は史上初めて波の内側から見た世界を映像で体験することができました。この画期的な映像にふさわしいサウンドトラックを探していたグリーノウは、母親が買ってくれた一枚のレコードに偶然出会って最後を飾る「エコーズ」を聴き、「これしかない」と確信しました。

 当然ながら、楽曲の使用には許可を得なければならなりませんでした。エルフィックはロンドンへ渡り、バンドと面会しますが、彼らには使用料を支払う予算がありませんでした。そこで提案されたのが、「映画側は楽曲を使用できる代わりに、ピンク・フロイドはその映像をライヴ公演での背景映像として使用できる」という案でした。双方がこのアイディアに満足し、合意が成立。「エコーズ」は伝説的な映画を彩る象徴的な楽曲となりました。

 「エコーズ」について、グリーノウは「母がこのレコードを買ってきてくれるまで、〈エコーズ〉を聴いたことはありませんでした。聴いた瞬間、“なんてことだ、これこそサウンドトラックだ!”と思ったんです。使用について相談し、私たちはピンク・フロイドと合意に達しました。みんな笑顔でしたよ。それからもう50年以上が経ちますが、この映像も音楽も、今なお革新的に見え、革新的に響いています。このプロジェクトがこうして実現することを本当にうれしく思っていますし、ふたたびピンク・フロイドと仕事ができるなんて素晴らしいことです。壮大なサウンドと壮大な映像。それに勝るものはありません」と語っています。

ピンク・フロイド 日本公式サイト
www.pinkfloyd.jp
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