1992年公開のバイオレンス・アクション映画『レザボア・ドッグス』で衝撃のデビューを果たして以降、『パルプ・フィクション』『ジャッキー・ブラウン』『キル・ビル』など意欲的な作品を発表し続け、「10作品を監督した後に引退する」と宣言しているクエンティン・タランティーノ監督の9作目となる長編映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の最新予告編がYouTubeにて公開されています。

　現在開催中の第72回〈カンヌ映画祭〉のコンペティション部門に正式出品され、5月21日（現地時間）にワールドプレミアとして「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」本編がついに世界初お披露目。同時に解禁された同作の最新予告編は、全編タランティーノがこだわりぬいて再現した1969年当時の音楽と色彩、及びハリウッドの街並みを背景に、秘密のヴェールに包まれていたストーリーが垣間見れる内容となっています。

　俳優として再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトン（レオナルド・ディカプリオ）と、長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブース（ブラッド・ピット）が、アル・パチーノ扮するいかにも映画界の大物風のシュワルツにバーで会うところから始まる本予告編。スタントマンという役柄だけに50代とは思えないブラッド・ピットの肉体美や、当時の映画のポスターやパロディなど、タランティーノの個性が溢れ出ているシーンが盛りだくさんです。

　なお、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の日本公開は8月30日（金）に決定しています。