昔の怪奇映画に出てきそうな黒縁メガネのロンと、愛用シャツをいつまでも着続けるラッセル。そんな兄弟2人の風貌から強烈に匂ってくるインチキ臭さも、もはや彼らの域まで達すれば“アート”と呼ぶに相応しいはずの、メイル兄弟によるモダン・ポップ・ユニット、スパークス。そんな彼らのニュー・アルバム『Hello Young Lovers』がいよいよリリースされることになりました！

　ここ数年は作品ごとにレーベルを転々としている彼ら。“フィリップ・グラス meets グラム・ロック”との評価を海外で得た、2002年作『Lil Beethoven』以来となる新作でもやはりレーベルを移籍しており、Gut Recordsより発表される予定です。

　アルバムには、2006年1月30日(UK)リリース予定のシングル「Dick Around」を含む全10曲が収録されるそうで、リリースはUKにて2006年2月6日を予定しています。なんでも、アルバム発表後にはワールド・ツアーも計画されているそうで、日本にも訪れる計画があるとのこと。生でオペラ・ヴォイスを楽しむ日を待ちつつ、新作を堪能しましょう！ 楽しみ！

●『Hello Young Lovers』
(01) Dick Around
(02) Perfume
(03) The Very Next Fight
(04) (Baby Baby) Can I Invade Your Country?
(05) Rock, Rock, Rock
(06) Metaphor
(07) Waterproof
(08) Here Kitty
(09) There's No Such Thing As Aliens
(10) When I Sit Down To Play the Organ at the Notre Dame Cathedral