ニュース

韓国のベース奏者“チョン・スミン”、優しく静かなジャズ・アルバム『レムナンツ』をリリース

Sumin Jung   2026/10/08 12:22掲載
 韓国のジャズ / インディーズ・シーンで高く評価されるベース奏者・作編曲家のチョン・スミン(Sumin Jung)が、アルバム『Remnants』(読み:レムナンツ)を10月30日(金)にリリースします。

 チョン・スミンは、2018年にアルバム『Neoliberalism』でデビューし、これまでにリリースした4枚のアルバムのうち3枚がその年の韓国最大のポピュラー音楽賞のベスト・ジャズ&クロスオーヴァー部門にノミネート。2023年にはギャラリー・ヒュンダイの企画で現代美術家ユ・グンテクの作品世界にインスパイアされたEP『Yoo Geun-Taek』を発表しています。2024年にはサックス奏者キム・オキのツアー・バンドのメンバーとして来日し、折坂悠太、角舘健悟、角銅真実、maya ongakuら新進気鋭の日本のミュージシャンたちをゲストに迎えて各地を巡りました。

 本作は、シンプルで空間と余韻を感じさせるピアノとベースの優しいデュオをベースに、ヴォーカル、ギター、トランペット、フルート、シンセなどが曲ごとに感情の陰影を添えた、叙情的で美しいメロディーと静かな響きに満ちた作品。心の移ろいを静謐なタッチで描く映画のように、あるいは美しい情景や記憶の断片が現れては消えていくように、どこまでもセンティメンタルで透明な、優しい音楽が奏でられています。

 作品は、Haepaによるささやくような歌唱に惹き込まれる冒頭曲「The Vanished Place (feat. Heapa)」に始まり、チョン・スミンのメロディアスなベースと柔らかなピアノが響き合う「Lingering Warmth」、光のゆらめきを思わせるギターのアルベジオに導かれる「At the Door」まで、まるで時間が止まったような感覚に浸らせてくれる3曲で幕開け。再び時を刻み始めるようなパーカッションで始まる「Was It Winter, Was It Summer」、風の吹く夜に響くベース・ソロのような「Ruins」からベースのみをバックに歌うKim Ilduの無骨な歌声が胸を打つ「What Remains (feat. Kim Il Du)」をハイライトに、「Stayed for Long」からは演奏が静かに熱を帯び始めたアンサンブルとともに、クライマックスへとリスナーを導いていきます。

 また、日本盤には、チョン・スミンが閉じられた空間で一人、演奏・録音したという「Remnants of Memory」をボーナストラックとして収録。まるでエンドロールのように、深く静謐な余韻を残し、アルバムは幕を閉じます。







■2026年10月30日(金)リリース
チョン・スミン
『Remnants』

inpartmaint.com/site/43055

[収録曲]
01. The Vanished Place (feat. Heapa)
02. Lingering Warmth
03. At the Door
04. Was It Winter, Was It Summer
05. Ruins
06. What Remains (feat. Kim Il Du)
07. Stayed for Long
08. Remnants
09. Demo 1
10. Remnants of Memory *Bonus Track
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。