1964年の
ブルージーンズ結成以来、数々の傑作を残し、“エレキの神様”として親しまれてきた
寺内タケシの楽曲が、生誕83年となる1月17日(月)に一挙サブスクリプション解禁。海外を含む各種プラットフォームにて配信が開始されています。
寺内は、米軍キャンプからキャリアをスタートし、ロカビリーブーム、日劇ウエスタンカーニバルを経て、エレキブームの火付け役として時代をリード。“エレキ禁止令”に抗い、1974年よりライフワークとして始めた“ハイスクール・コンサート”は1600校を超え、その偉業を称えられて2008年には緑綬褒章を受章するなど、生涯をかけてギターの魅力を訴え続けてきました。昨年の2021年6月に惜しまれつつもこの世を去りましたが、その“反骨のギタリスト”の偉大な足跡を辿る追悼企画になっています。
対象となる楽曲は、オリジナル・アルバム全25タイトル(350曲)、『歌のないエレキ歌謡曲』シリーズ全9タイトル(180曲)の合計530曲。エレキ黎明期の作品から、エレキ禁止令に反抗して異ジャンルをフィーチャーした作品群、1966年の『
レッツ・ゴー・エレキ節』、1967年の『
レッツ・ゴー・「運命」』『
津軽じょんがら』などの傑作に加え、幅広いギター・テクニックを駆使した1967年の『
世界はテリーを待っている』、旧ソ連(現・ロシア)公演の模様を収録した1977年の『ライヴ・イン・モスコー』、
ベンチャーズの
ノーキー・エドワーズと競演した1986年の『
日米エレキ合戦』など、貴重な音源が蘇ります。