手塚治虫が書斎で聴いていたレコードの音を再現し、一枚にコンパイルされたCD
『手塚治虫 その愛した音楽』(RZCM-46040 税込3,360円)が11月5日にリリースされます。
手塚治虫は、作品に合わせたレコードを聴きながら創作をしていたと言われています。彼が所蔵していた200枚近いレコードの中から選曲された8曲が当時の原盤音源のまま収録されたCDが本作です。収録曲は、
ベニー・グッドマン/ボストン・シンフォニー四重奏団「モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K581より 第1楽章アレグロ」、
ピエール・モントゥー指揮
ロンドン交響楽団「ストラヴィンスキー:バレエ音楽〈火の鳥〉より《カスチェイ王の魔の踊り》」など。ブックレットには、書斎に遺された所蔵レコード200枚のリストや写真だけでなく、音楽に対するエッセイ「ぼくとチャイコフスキー」、手塚治虫と音楽の関わりを語る
冨田勲、
藤子不二雄Aらのインタビューなどが掲載。また、特別付録として、60年代に流行したアトムのメンコをパロディ復刻したもの(デザインは2パターン)が封入されます。この機会に、手塚作品のアイディアの源となった音楽を楽しみましょう!