大塚愛「PEACH」のリミックス「PEACH (Tomggg Remix)」を手掛けるほか、米ロサンゼルスを拠点とするソウル・シンガーのRyahn（ライアン）との共作「Roller Coaster」や、ロサンゼルス在住のアジア系シンガーのRaychel Jay（レイチェル・ジェイ）との共作「Away With Me」を発表するなど、精力的に活動を展開する音楽プロデューサーのTomggg（とむぐぐぐ）が、台湾の人気デュオ“好樂團 GoodBand”のWen Hsu（ウェン・スー）と共作した楽曲「Journey」を1月8日（金）にリリース。

　好樂團 GoodBandは、2016年の初EP『我把我的青春給你 / Youth to You』のリード曲「我把我的青春給你」がYouTubeにて1000万回超の再生を記録して注目されている、リード・ヴォーカルのWen Hsu（ウェン・スー / 許瓊文）とギターのChing（クワン・チン / 張子慶）からなるアコースティック・デュオ。2018年、2019年と来日し、EP『把悲傷留在這裡 / Leave Your Sorrows』の収録曲「我們一樣可惜 / All We Have is Pity」のミュージック・ビデオが北海道で撮影されるなど、日本でも話題を集めています。

　TomgggがWen Hsuとタッグを組んだ「Journey」は、全歌詞が中国語で歌われる、おもちゃの男の子が旅に出るというファンタジーなナンバー。Wen Hsuの優しいヴォーカルをTomgggによるユニークな音色が包み込む、ドリーミーな作品となっています。Tomgggは2020年1月にリリースしたEP『Unbalance』にて、台湾のYouTuber / マルチアーティストのLil Ice（リル・アイス）とAda Shih（エイダ・シー）を迎えた全歌詞中国語の楽曲「Misunderstand」を発表しており、Tomgggファンが多い中華圏でも話題となりそうです。

　なお、アートワークは、台湾・台北市生まれ、東京育ちのエキゾチックポップ・バンド“杏窪彌”（アンアミン）の『ジャイアントパンダにのってみたい』のアートワークでも知られる、イラストレーター / アニメーション作家 / 漫画家のささきえりが担当し、空想的な世界観を視覚的にも楽しませてくれています。