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新たな音楽フェスティバル「ハミダシ・フェス 2027」が東京芸術劇場で開催

山田和樹   2026/10/06 13:56掲載
新たな音楽フェスティバル「ハミダシ・フェス 2027」が東京芸術劇場で開催
 指揮者の山田和樹が音楽部門芸術監督に就任した、東京・池袋 東京芸術劇場が音楽を取り巻く形式や空間からハミダシ、音楽と人が自由に混ざり合う新たな音楽フェスティバル「ハミダシ・フェス 2027」を2027年2月6日(土)・7日(日)に開催します。新作オペラ、インド音楽×西洋音楽×演劇×ダンス、1台のピアノを6人で演奏するパフォーマンス、音楽を“処方”する診療所、そして山田和樹オリジナルブレンドの「ハミ出汁」(!)まで、多彩なプログラムを予定しています。

 ジャンルを超えた思考と創作で、「音楽とは何か」「新しい表現の方法はどこにあるのか」を追究し続けてきた、東京芸術劇場による若手クリエイター支援プロジェクト「TMTギア」の音楽分野。「ハミダシ・フェス 2027」では、その育成対象者(アート・クリエイター)である長瀬善則、布施砂丘彦、吉野良祐の3名が、それぞれの新作公演を上演します。

 音楽プロデューサー長瀬善則は、南インドの伝統的唱法「コナッコル」をフィーチャーして、インド音楽と西洋音楽のミクスチャーを通した、現代サイエンスの宇宙観を表現する「シューニャター・ヴィシュヴァルーピニー」。コントラバス奏者であり、批評、プロデュースなど多方面で活躍する布施砂丘彦は、音楽、身体、言語……、多くの要素のカオスから立ち上るものはなにか? 西洋音楽という近代的規範を徹底的に問い直すための新たな舞台芸術「眠れるくぐつ美女」。オペラ演出家・演出助手の吉野良祐は、同世代の音楽家やクリエイティブ・チームと作り上げる、日本のオペラの現在形「アルカ 食べられるオペラ──声と打楽器のための」。3人の意欲的な試みにご期待ください。

 そのほか、音楽を取り巻く、ステレオタイプな「聴く」「演奏する」といった行為から離れた、新しい形式のパフォーマンスや聴取体験を多く企画中。詳細は12月頃に発表されます。さらに、フェスのはじまりを告げる開幕ベル(ジングル)を募集中です。

[コメント]
新しい音楽祭が始まる。
でもただの音楽祭ではない。その名も『ハミダシ・フェス』。
キャンバスの中に大人しく収まっているのではなく、ハミダシてナンボ、そこにこそ芸術の根本的な意味があるだろう!という信念から生まれている。「芸術は爆発だ!」と言った岡本太郎的精神がここにある。
ハミダシ、と聞いてすぐに閃いた。ローマ字にするとHAMiDAShiで、すべて音名に変換できるのだ。シラミレラシ。生まれながらにして、何とも親しみやすい愛くるしいメロディを持っている、こんな音楽的なネーミングもまたないだろう。
そして、僕は芸術監督として、これを機に、出汁の製作に乗り出すことにした。そう、ハミ出汁。なんだ、ダジャレかと笑うなかれ。
笑いの中にこそ真実があるのだと信じたい。
『ハミダシ・フェス』で多くの人に笑顔になってもらいたい、これこそが東京芸術劇場が贈る新しい音楽祭に込められた真の願いなのである。

――山田和樹

■ハミダシ・フェス official site
hamidashi.geigeki.jp
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