映画『桐島、部活やめるってよ』『美しい星』で知られる吉田大八監督の最新作「羊の木」が2018年2月3日（土）より全国でロードショー。錦戸 亮（関ジャニ∞）が主演を務める本作の特報が公開されています。

　山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の同名漫画を実写化した「羊の木」。殺人犯をはじめとした元受刑者を受け入れたとある港町で起こる事件と、町の住人と元受刑者たちの緊迫した関係を描いています。錦戸が平凡な市役所職員の“月末”を、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中 泯、松田龍平の実力派キャスト6人が元殺人犯の移住者をそれぞれ演じているほか、木村文乃が“月末”の同級生“石田 文”を演じています。

　本作について吉田は「善と悪、普通と異常、自分と他人、地方と中央、生と死。原作『羊の木』に出合ってしまった結果、そういう境目たちとまとめて向き合うことになりました」とコメント。さらに「とんでもなく魅力的なこの俳優たちとともに、ダークだけどカラフル、怖すぎて笑えるような映画を目指します」と語っています。なお、本作は第53回〈シカゴ国際映画祭〉、第22回〈釜山国際映画祭〉への正式出品が決定しています。