旧暦の明治5年(1872年)12月3日に、それまでの太陰暦に変わって太陽暦を採用し、明治6年(1873年)1月1日となったことに由来して、全国団扇扇子カレンダー協議会と全国カレンダー出版協同組合連合会が1987年に「カレンダーの日」を制定しています。この「カレンダーの日」にちなんで、タイトルに“カレンダー”を冠した楽曲をいくつかピックアップしていきましょう。
多くのアーティストが「カレンダー」というタイトルの楽曲を発表しています。1989年に
渡辺満里奈が
9thシングルとしてリリースしたのをはじめ、同年に
高野寛が2ndアルバム『Ring』にて、1991年に
桐島かれんがソロ2作目の『
ディスコ桐島』にて、1996年に
ゴスペラーズが5thシングルとして、2007年に
柴咲コウが3rdアルバム『嬉々』にて、それぞれ「カレンダー」をリリース。2021年には
川崎鷹也が初のメジャー・オリジナル・アルバム『
カレンダー』(写真)にて表題曲「カレンダー」を発表しています。
著名な“カレンダー”ソングといえば、
ニール・セダカの「カレンダー・ガール」でしょうか。1960年12月にリリースして全米4位の大ヒットとなったこの曲は、多くのカヴァー・ヴァージョンを生み、日本でも
坂本九、
ダニー飯田とパラダイス・キング、
ミッキー・カーチスをはじめ、さまざまなアーティストがカヴァー。2012年には
Aimerがアルバム『Bitter & Sweet』にて「カレンダー」を発表しています。
そのニール・セダカ版の同名異曲となる「カレンダーガール」をリリースしているのは、ロック・バンドの
The Birthday、
中村あゆみなど。The Birthdayはアルバム『MOTEL RADIO SiXTY SiX』などにて、中村あゆみはアルバム『Calendar Girl』などにて、それぞれの「カレンダーガール」を収録。
愛乙女☆DOLLやアニメ『アイカツ!』発の
STAR☆ANISといったアイドル・ユニットも「カレンダーガール」というタイトルの楽曲を歌唱しています。
そのほかでは、
矢沢永吉「古いカレンダー」や
レミオロメン「日めくりカレンダー」、
谷村有美「Calendar Love」、
杏里「CHRISTMAS CALENDAR」、
岡田有希子「恋人たちのカレンダー」、
菊池桃子「カレンダーにイニシャル」、
斉藤由貴「12月のカレンダー」、
HKT48「
早送りカレンダー」などがあります。